ー本記事は旧ブログ2021年8月2日の内容をもとに、2025年版に更新していますー
エドガー・ケイシー療法で知られる「ひまし油湿布」は、デトックスや温熱ケアに優れた自然療法として人気があります。
私もひまし油に関していろんな記事を書いていますが、やはりこのひまし油湿布の特異さというのが一番気になっていました。
スー(@bacteria_suzu)です。
本日もお越しいただきありがとうございます。
気にはなるけど、実際にやってみようとすると、
フランネルの準備や大量のひまし油、温熱パッドなど“家庭ではちょっと大がかりすぎる…”と感じて挫折してしまうのです。
そんな悩みを解消してくれるのが、従来の湿布と同等の温め効果を目指しながら、準備も片付けも驚くほどラクにできる「簡単ひまし油パック」。
必要な道具は最小限で、思い立ったらすぐに始められる手軽さが魅力です。
本記事では、そのやり方やメリット、従来湿布との違いをわかりやすく解説し、初心者でも続けやすい“生活に馴染むひまし油ケア”をご紹介します。
【簡単ヒマシ油パック】画期的だけど効果は変わらないって本当?

もしあなたがひまし油湿布のことを知っていても、
「準備が大変そう」
「1カップもの油を何度も布に!?狂気…」
「家事や子育ての合間にできる気がしない…」
と感じて踏み出せないのは当然です。
非日常すぎですよね、それなら少し高額でもデトックスサロンみたいなところに行くかもですよね。
従来のケイシー式ひまし油湿布は効果が高い分、布やひまし油をしっかり使う“本格ケア”。
継続となると、さらにハードルがドドンと上がります。
そこで注目されているのが、同等の温熱サポートやリラックス効果を目指しながら、準備も片付けも圧倒的に簡単なその名も「簡単ひまし油パック」まんま…。
必要な油の量が最小限で済み、布の洗濯も不要!
忙しくても“続けられる”自然療法として、取り入れてみる価値は十分あるといえるのです。
ひまし油もケイシーも初耳!という方にはこちらの書籍をおすすめします。
使用するひまし油の量が劇的に減る
従来の湿布では、フランネル布にひまし油をたっぷり染み込ませる必要があり、一度で150〜300mlほど使うこともあります。
ところが「簡単ひまし油パック」は、薄いパックシートに20〜30mlほど垂らすだけでOK。
パックシートが薄く密着するため、少量でも十分に広がり、皮膚全体に届けやすいというメリットがあります。
さらに、油の使用量が減ることで
・オーガニックひまし油を長く使える
・コスパが良い
・ベタつきが圧倒的に少ない
といった日常ケアとしての使いやすさもUP。
ひまし油の種類や選び方についてはこちらの記事で詳しくまとめています。
👉ひまし油の効果と使い方|美容・育毛・デトックスに効く万能オイルの真実
フランネルも不要!薄いパックシート1枚で完結

従来の湿布で必須とされるフランネル布は、
・事前にたっぷりの油を浸す
・使用後に保存(専用容器)
・定期的に買い替え
など、地味に手間がかかります。
その点簡単パックは、
薄いパックシート1枚を使って、20回ほど使い回したらそのまま捨てられるので後片付けがゼロ。
また、私が買ったパックシートは、片面だけに丸い穴が開けられているチャック付きポリ袋に入っていたので、肌にフィットしやすくオイル漏れの心配もほぼないです。私はちょっと漏らしちゃいましたけど…。
ただ、今はこのシートだけの購入が大変難しいみたいなので、パックシートが付属された専用のスターターセットを購入するか、自分で作るというのもありだと思います。
ジップロックなどのチャック付き保存袋、もしくは抗酸化作用が効いている袋でも良さそうですね。
専用の簡単ひまし油パックスターターセットはこちらです。
湯たんぽがあれば温熱パッド不要
ひまし油湿布では“温め続ける工程”が重要となります。
これは私がやった温熱顔パックでもそうでしたね。
温めることでより浸透しやすくなり細胞まで活性化する、でした。
そのため専用のヒートパッドを使うことが多いですが、実際には湯たんぽで十分温め効果が期待できます。
湯たんぽのメリットは、
・電気不要で安全
・自然な温かさが持続する
・就寝前にも使いやすい
・温活として取り入れやすい
どこまで影響があるかは分かりませんが、ホットカーペットなどのような超低周波の電化製品だとしたら、電磁波のことも気になりますしね。肌に直接だとなおさら避けたいです。
温度が一定に保てる利点はありますが、数時間なら湯たんぽで十分です。
先ほどご紹介した専用のスターターセットには、アメリカ式の可愛い氷嚢が付いてます。これはコンパクトでいいですね。
「簡単ひまし油パック」と湯たんぽの組み合わせは、夜のリラックスタイムにもぴったりで、睡眠の質改善を狙う方にも人気があります。
私は家にあった金属製の湯たんぽを使いましたが、重みが安定感につながってそれなりに大丈夫でした。
保温力はピカイチです。
より肌にフィットしやすい柔らかい素材の湯たんぽが使いやすそうです。
開発者のフィル・トーマス氏について
この画期的な簡単ひまし油パックを考案したのは、長年ケイシー療法を実践してきたセラピストのフィル・トーマス氏。
70年代に、ケイシー治療器のパイオニア、レスター・バブコークに師事してノウハウを取得。従来の治療器に重大な欠陥を見出してから、リーディングに忠実な機器や調剤の製造を志し、開発に20年を費やした。その成果はラジアルデバイス、ウェットセル・アプライアンス、無毒原子状ヨウ素、各種マッサージオイルやトニックになって結晶している。
クシロ薬局:「簡単ヒマシ油パックスターターセット」
なんと、トーマス氏らによるリーディングの詳細分析によって、従来のように大量の油を使う方法は正しい排泄に有効ではないとわかったそうです。人間だもの…読み間違いはあるよね…。
ケイシーのリーディングにおいて、排泄をよくする記載としては、ひまし油を少なく染み込ませ、その上にシートを置き熱を加え重量を加えたらいい、と書かれていたのです。
そんな研究があり、簡単ひまし油パックが作られたそうです。
“油を減らす・フランネル布に固執しない・準備を簡略化する”
という画期的な方法によって、従来の良さを残しつつ、より日常に取り入れやすく、誰でも続けられるひまし油ケアが生まれたのですね。
【簡単ヒマシ油パックのやり方】思い立ったらすぐできる!
従来の湿布のやり方だと、準備だけで10〜15分かかることもありそうだし、継続のハードルになることが否めません。
でも、簡単パックはやることが驚くほど少なく、忙しい日でも3分で始められるのが最大の魅力です。
基本の道具だけ揃えれば、思い立った時にすぐケアできるため、習慣として続けやすいのもポイントです。
簡単ひまし油パック」で必要なものは?
すでにご紹介した通りですが、
・オーガニックのひまし油
・使い捨てタイプのパックシート(手作りでも可)
・湯たんぽ(または温められるアイテム)
・タオル1枚(下に敷く用)
「簡単ひまし油パック」のやり方
- パックシートを広げ、ひまし油を20〜30ml垂らす。
パックシート全体に軽く広がればOK。 - 肝臓・みぞおち・下腹部など、気になる部分に貼る。
立ったままでも貼りやすいのが簡単パックの強み。 - 上から湯たんぽを乗せて20〜40分温める。
無理のない温度でじんわり温めましょう。 - 使用後はパックシートを外し、肌の油を軽く拭くだけで終了。
コップ1〜2杯のお水をしっかりと飲みましょう。
油まみれにならず、後片付けがほとんどないため、ケア後すぐに動けます。
この一連の流れを3日間繰り返します。最後3日目に良質のオリーブ油を大さじ1〜2杯飲みます。
その後4日間は湿布をお休みし、可能であればオリーブオイルでマッサージを行います。
これを1サイクルとして4週間繰り返し、できれば3ヶ月継続します。
体の内側を刺激していく療法なので、1回で効果が出て終われるか、というとそうではないです。
スターターセットに付属の説明書に細かい内容が書かれていますが、これだけの期間継続することが一番効果的、だとしたら、本当に簡素化してくれてありがとう!!と言いたいですね。最終ゴールまではそんなに“簡単”ではなかったですけどね。
【簡単ひまし油パックをやってみて】感想
実際に続けてみて感じたのは、
「温まり方が早い」「油が気にならない」「片付けが本当に楽」 という点。
あと何気に、こんなほんの少しのひまし油で本当に効果があるのか!?と疑っていたところもありましたが、いろいろ反応がありましたよ。
湿布後すぐはすっきりといい気持ちで、だんだんと心地よい眠りへと誘われ、不思議といい時間に目が覚めます。
そして、このシップを1サイクル終えた後に、謎の蕁麻疹が出ました。
腕と膝裏に結構強烈に・・・。
しかし、その後の症状の引き方がものすごくスッキリと短時間だったので、解毒だったのかなと思います。
好転反応のようなこういった症状は人によって様々です。
- 倦怠感
- 眠気
- 便秘
- 下痢
- 吐き気
- 腹痛
- 湿疹
- 吹き出物
- 痺れ
- 発熱
- 痛み
判断の目安としては、不快な症状と良好な症状が並行している・急に症状がバッと出て急におさまる、というところでしょうか。
もちろん、不調が長引いたり不快感がすごい場合は、速やかに医師の判断を仰ぎましょう。
まとめ:ひまし油湿布に抵抗がある方は「簡単ひまし油パック」がおすすめ!
ケイシーの提唱したひまし油湿布は素晴らしい療法ですが、「やってみる」「続けてみる」という人がどれだけいたか・・・想像できますよね。
しかし、エドガーケイシーのリーディングを読み解き直すという研究者の努力により、従来の手間と油の量そのものが間違っていた、(かもしれない)事実を突き止めたのです。
これって案外ものすごい発見だと思うんですが、あまり知られていない気がして寂しいですね…。
古い慣習に固執していると、こういった画期的な新展開にも気づけないかもしれません。
今日これを知った方は、ぜひ一度軽く試してみませんか?
週に一回でも効果を感じられると思います。
肝臓という体内の解毒を担う大事な臓器、さらにその周辺の膵臓、胆嚢、胃腸、これらをしっかりとリセットする習慣こそ、私たちに必要ですよね。
ひまし油を温めて浸透させること、これによって人体の構成分子との共鳴波動が起こる、なーんて聞いたら逆に怪しいかしら(笑)
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

